ここしばらく写真を撮ることについてまたぐるぐる考えている。
SNSで素敵な場面の鳥さんの写真を見つけるたびに素直に「素敵だな」って思うんだけど、その反面「こんなシチュエーションはうちの地元にはないな」って思ったり「こんなに近くでうちの地元だったらこの鳥さんは撮れないなあ、警戒心強いから・・」て思ったり。凹むって感じで。
人それぞれの場面でそれぞれの鳥さんを撮っているのだからそんなのあたりまえなんだけど、時々思っちゃうんだよねー。
もちろんもう一人の冷静な自分が「自分のいるところで撮る写真は自分だけのものだし、自分だからこそ撮れるものなのだよ」って励ましてくれたりするんだけど、やっぱりねー、凹むときは凹むんだよね。
渡りの季節がひととおり終わって、いつもの公園は鳥さん自体は多いんだけど(群れで滞在しているので)みんなまだ高い木のてっぺんあたりにいて、なかなか下には降りてきてくれなくて。
そして日が短くなってきたからお散歩の時間に日陰のことも多くなってて、そもそも暗いし、高い木を見上げて撮ると鳥さん黒くなってしまうし、空バックといっても青空じゃないとほんとに暗い写真になってしまうし、そこに見えてていっぱいいるのに撮れないもどかしさで心がいっぱいになっちゃうんだ。
わかってるんだよ、まだ木に実がくっついているのでそれを食べてしまってからしか地面に降りてこないなってことも。だからもうちょっと待っていたら必ず下のほうに降りてきてくれることも、たぶんこの冬もそうなるんだろうなってわかっているんだけど、なんか、もどかしさMAXになっちゃってね・・
水鳥も渡りが終わったのか、定着しているメンバーはいるけれど基本広い川なので毎日メンバーの入れ替わりがあったり全然みかけない日もあったり(今日はあんまりいなかったなぁ)、近くにもまだ来ないので、遠くにいるんだけど近づけないもどかしさ。
それなりに納得してここに通っているけれど・・・なんか、このもどかしさと戦う自分っていうか、もっと楽しめばいいのに自分よ、て思ってしまったりもしてねー。
楽しいけどもどかしい。けど被写体に鳥さんを選んでしまってるから当たり前だし仕方ないことだけど。
なんだかんだで秋冬になってからこの公園以外のところに鳥見に行っていないってのも理由の一つかも。なんで私はこんなに時間が取れないのだろう。ちょっと心が凝り固まってしまっているのかな。
このころはちょうど渡りが始まったころだからこれからいろいろな鳥さんが見られて楽しくなるシーズンでした。川がちょっと汚いけど、遠くにいるきみはだれかな。ヒドリガモかなー。
ヌスビトハギにはこの日ベニちゃんがいました。
カンムリさんたちも定着してくれました。相変わらず静かな雰囲気の鳥さんだね。
ボートと階段とカンムリさん。
少し風が強かったね。頭の羽がひっくりかえっちゃってるモズりん。
そしてこの日はノスリに会えました。この時だけだったなあ。
ナンジャモンジャの実もちょうど美しい時期で。
こんなについているのを見ると、自分が食べられなくてもうれしくなりますね。
今日みたいな冷たい日に見るとちょっとびっくりしちゃうけど、10月はまだまだ赤い子たちが飛んでいたね。
いつのまにか冬になっちゃったな。