職場の庭にちゅんこたちに冬限定でおやつを1日に数回おいてあげているのですが、
彼らはちょっとその場所に異変があるとかなり警戒して全然近寄らなくなります。
ちょっと置物の配置を変えたりしただけでもうだめ。それまでは「おいおいーおやつくれや」て窓越しの枝にとまって挑発でもするんじゃないかっていう勢いでおやつをねだってくるのですが、配置換えしただけでおやつの場所にまったく降りなくなるのですよね。そして1日ぐらいかけて徐々に警戒を解きながらこわごわおやつを食べて、それが何回かあるともう普通になっちゃう。絶対おなかすいていると思うのに近づかない。
彼らは20羽ちょいの群れで冬場は動いていて、毎年生まれた子供の数だけ増えるという感じなのですが、集団行動をしていても警戒するところは警戒するという姿勢、自分たちのいのちを守るための行動なんだなーって興味深くいつも観察しています。
そして面白いなと思うのが、おやつの時間になって現場に10羽ぐらいしかいなくても、とても小さな声で「ピヨピヨ」みたいな声を出してお互いを呼びあっているのか、そこから全員集合するのね。あっちのほうから飛んでくるの。確かにおやつをあげる私たちのことをすっかり知っているわけですが、私たちの行動じゃないところでそんな小さい声で群れを呼べるの?てぐらいの小声なのですよね。よく聞く「ちゅんちゅん」ていうあの音じゃありません。何かに甘えるようなとてもかわいい声を出します、おやつの時は。
だんだんあったかくなって4月ぐらいになって虫が出てきたらおやつの時間は終わるのですが、癒されてます正直。ちゅんこの鳥見を毎日しています。
あと驚くべきことに、室内からガラス越しにちょっと遠いのに私がカメラを構えると飛んでいくんですよ。そこまで見てるのね私のことを。職場のカメラなので大きなカメラではないのです。なのに、カメラを目に持っていくと違う場所に飛び移ります。不思議。何か違うなっていうことに敏感なんだな。
さてこちらはいつもの公園のトビちゃん。この日は今まで見かけない行動を見せてくれました。なにかが水面に落ちています。それを狙って何度もつかまえようとしていたのです。
何度もチャレンジしますが全体をつかむことはできません。思ったより大きいなこれ。何だろう。カモ類かな?
もうすこし水面に枯れ葉がなくてきれいだったら個人的にはベストだったけど、なかなか条件そろう時ってありませんねホントにね・・これがトビじゃない猛禽だったら、とも思うけど、トビだから落ちた肉を拾おうとするのだし、毎日こんなのが見れるわけではないので(しかもこちら岸に近い距離で)頑張ってここは撮らないとっ。
しっかり狙ってつかもうとするのですが・・・
やっぱり重いみたいでなかなか。やっぱりカモ類かなー。おなかが白いからキンクロかなぁ。何度これをやっても沈んでいかないので、カモ類なのは確定かな。
仲間もやってきました。
ちょこっとだけ破片を掴めるみたいで、飛びながら食べてます。それじゃ足りないよねー?
以下の写真、ちょっとだけ内臓のピンクっぽい写真があるのですこし間隔をあけますね。苦手な方はスルーで。私も正直あまり得意ではありませんが・・・
何度も何度もチャレンジしているとすこしづつ砕けてきました。
この瞬間が一番撮ってて楽しい。
ちょっとトリミングして。かっこいいなあ。
何度も旋回してチャレンジします。またとない大きめのごはんだもんね。
こうやって見ると羽根って長いものですね。
結局10回ぐらい試してはあきらめて飛んでいき、また思い出したかのように飛んできては試し、を繰り返していました。