先日の休み、奈良に行ってきました。
日帰り写真撮影の旅です。奈良公園の桜と鹿を撮るという、バスツアーです。
奈良は遠いイメージがあったのでバスで行けばラクだなと思ったら、思ったより近く名古屋から3時間ぐらいで行けちゃった！
今回のツアーは現地で講師の先生と合流し、その先生が桜のスポットに連れて行ってくれるという感じです。
鹿があちこちにいるのですが、鹿のエサも持参されていて、
それで鹿も一緒につれていって桜の下で撮る、って感じかな？
先生は写真家だそうです。写真家って自分で名乗るって、いつから名乗るんだろうな～なんて思っちゃいましたが（失礼）先生には変わりないので、楽しみにしていました。
バスで奈良に着き、奈良公園のところで先生と合流。
特に先生は撮り方を教えてくれるという感じでもなく、私たちを先導してくれるといった感じです。
奈良公園の東大寺のところにいくと、早くもいっぱいの鹿たちがお出迎え。
それにしても海外の観光客がものすごく多い！びっくり～。ここ1年ぐらいで観光地に行くたびどんどん増えていきますね。そんなに円安かなー。
雨がやまなかったので傘をさしながら、先生の先導されるままについていきます。
もう自然とあちこちで撮影をそれぞれ始めています。
傘じゃまだなぁ・・・先生が「傘もささなくてもカメラの防水だけ気をつけて、ささないほうが撮りやすい」とおっしゃってましたがたしかにそうで、
途中からは傘もたたんで少し濡れながら撮りました。
東大寺の中を参拝するのかと思いきや華麗にスルー。
ここが普通のツアーと違うところですｗ
東大寺がきれいに見えるスポットで立ち止まり、撮影。
そして、奈良公園の公園のところにまできて、
先生は桜のそばでおもむろにえさをとりだし、近くにいる鹿たちをつれてきてくれて、
「はいどうぞー！」みたいな感じで撮影開始。
ただカメラのシャッターの音だけが響きます。30人ぐらいの大人たちが無言でシャッターを切る感じ。ちょっと周りから見たら異様かも・・・ｗ
ただ、なんというか、普段は一人で撮っているから、周りの雰囲気に踊らされて始めはいまいちうまくつかめず。
鹿たちは始めはまかれたえさを食べてるんだけど「そのうちそれぞれがばらばらになってこっちに来てくれるからー」という先生の言葉も当たり、しばらくしたらばらばらに。
かわいいな・・・鹿。
目が、まんまるで、大きなビー玉みたい。
その後もあちこちの公園内のスポットにみんなでぞろぞろと歩き、
止まっては桜と鹿を撮って、という。
雨なのにあちこちで結婚式の前撮りが行われていて、
一応肖像権もあることなのであまり撮りませんでしたが、鹿と幸せな二人、みたいなシチュエーションがあちこちで行われていました。
ドレスだったり、着物だったり。
そうか、関西の人はこういうところで撮るんだねー。
結構歩いて、割とくたくたになりつつも食事をするお店に向かって歩きます。
食事をするところは若草山のふもとのお店。
若草山に入ると、ここにも当たり前のように鹿がいるｗ
懐かしいなあ、小学校の修学旅行以来じゃないかなぁ若草山。
思ったよりもここには鹿はいっぱいはいませんでしたが（やはりふもとの東大寺周辺のほうがえさをもらいやすいんだろうね）、
食事を撮って、その後すぐバスにのって若草山の頂上へ移動。
こんどはこの頂上で撮ります。
これが結構なハイキング状態で、軽い登山という。
そんなつもりでもなかったので「わあ、歩くなあ！」という印象。
でも、山にも鹿たちはいて、数はそんなに多くないけど、ここにいる鹿たちは街にいる鹿よりもおくびょうみたいで、いるときといないときがあるんだって。
今回は結構いてくれたので、撮影を楽しみました。
途中わらびを見つけ、一緒に行った母がわらびを採り始め、
私も山菜を採ったりしたことがないので楽しくなって、片手にカメラをもちながら足元のわらびを採るという・・・そんなことしてるのうちらだけだったけど、
思いがけずの山菜採り、楽しかったです。
野焼きをしていて、鹿のふんもあるので土がいいんだろうね。
わらびは細めだったけれど、あちこちで生えていたよ。
採っていたら鹿が一頭こっちに近づいてきて「なにやってんの？」って鼻をにゅーっと突き出してきたので、
わらびを差し出してみたら一瞬においをかいで、「いらなーい」って顔して去って行きました。
結構ここで体力を消耗・・・
午後3時半に現地を出て、あとはひたすらバスで帰ります。
帰りのバスはしっかり眠って帰ってきましたが、
これなら次、自分で行けそう。距離的に多分家から4時間で行けそう。
4時間って割と遠いんだけど、5時間かかるとあー無理だなと諦めもつくけれど、
奈良は名阪国道をずっと走っていけばいいので、コスパ的にも楽かな？
秋には紅葉と鹿を撮るツアーも開催されるようなので、
日程があえばまた、行きたいと思います☆