外気温5度。
いよいよ冬ですねえ~☆この季節大好き。
仕事で、まつぼっくりをこの時期は大量に仕入して、リースとかにいっぱい使っています。
まつぼっくり。マツカサのことね。
そのままの茶色でも使えるんだけど、ペンキで色をつけたもののほうがかわいかったり使い勝手がよかったりするから、
今年はすこしづつ、仕入れたものからペンキをマツカサにぬって、
赤とかグレー、グリーン、青などなど、いろんな色にしていろんなカラーのクリスマスリースを作ったりしているんだけど、
先日ビックリした発見がありました。
とりあえずお店に少し使って余っていた、スプレーペンキを使って今までは色をつけていたんだけど、
スプレータイプのものって長時間やってると気分も悪くなるし、頑張ってるわりにはそんなにたくさんの量のマツカサを塗ることができないので、
缶に入ってるペンキに直接マツカサをドボンと落として、色をつけようと思ったんだ。
で、缶のペンキを買ってきてもらったの。
水性って書いてあったの。
ペンキをぬりながら、おおー水性だから、ぬれてるうちに手を汚しても水で洗えば取れるし、
匂いもペンキ臭いにおいがまったくしないし、ぬりやすいなあと思いながらやってたんだ。
そしたら!
マツカサをいっぱいペンキにひたして、取り上げて、
それを段ボールの上に並べて乾かすんだけど、
数時間後様子を見に行ったら・・・・
マツカサが全部、カサを閉じている!!!!
あれ?なんで?!
・・・そうなんですよ、ペンキが水性だったから。
マツカサって、水分を含むとカサを閉じる習性がありますよね。
乾燥させるとカサをひろげて、よくある普通のマツカサの格好になるのだけど、
なんとペンキが水性だったため。ペンキの水分を吸って、マツカサがとじちゃったんです・・・
これにはびっくり。
まさかペンキの中の水分で閉じちゃうとは、想定外!
そして、しばらく通常だとかわかして匂いを飛ばすんですが、
かわいたらかわいたで、またマツカサが開いてくれるかなぁ・・・と期待してましたが、
残念ながらペンキで無理やり閉じちゃった形になってしまったようで、
すぼまったまま、仕上がってしまいました。
これはこれで、使うかな(笑
ひとつおりこうになりましたよ。
マツカサに着色する時は、油性のペンキね!
それにしてもマツカサの生命力たるや、すごいものがありますね。
すでにかわいてしまって、命もなくなっているようにみえるのに、
こうやって閉じたり開いたりするんです。
しかもびっくりしたのは、そのマツカサ、数年前に取ったものなんですよ。
今年取りたてほやほやじゃないんです。
そんな古いマツカサも、ちゃんと閉じたり開いたりするんです。
人間もこの生命力に刺激を受けて、もっと頑張らねばね。