初秋のぽーにょぽにょぽにょ

昨日観てきました☆「崖の上のポニョ」。
母親が見たいと言っていたので、連れていきました。

先日のSATCにひきつづき、この夏は映画を観ているなぁ。
普段、数年に一度しかみませんのです・・

まず映画館に行って思ったこと!
「SATC、もう一度見に来なくちゃ♪」
人気のようで、ポニョは結構席があいていて、後ろのほうのいい席が取れたんだけど、
その時点でSATCはほぼ満席に近い状態。
先日もそうだったものなあー。やっぱり人気があるのですね☆(ま、まだ公開されて間がないしね)
そして映画館に行くたびに思うのが、「若者多いな・・・」ということ・・笑
みんな映画って、見に来るんだねー。
世間の流れに疎い自分、ちょっと取り残された感じです。

さて、それでポニョのほう。
きっとキッズたちは夏休みにもう観てしまっているのだろうと思いきや、
遅い時間帯(レイトショー)なのに結構キッズもいました。

映画は・・・映画の始まりのところの海の中の映像とか、
「はじまり」として始まるタイトルコールのへんで妙に涙腺がゆるんでしまいました。
なんだろうなあ・・普段引き締まった気持ちがゆるんだ感じ。
「普段、疲れてるんだな~自分」というのを感じちゃいました(笑

映画自体は「すごくよかった!」という評価をあんまり耳にしないけれど、
個人的には、映画のイラストやサカナたちの表情とかが結構、いい刺激になりました。
なんというか・・・絵を描くこと、ということに対して。
崖の上のおうちのイラストや、その水彩のような色合いと反した海の中のイラストとかの対比や、
画面がググーっと横のほうや上のほうにずれるときのイラストの動き方とか・・。
話の内容は「子供の映画だから」と思いつつも、ついつい話の裏付けを想像してしまって頭が「あれ?」となることも何度か。
子どもの心で素直に観るには、きっと、結果としては楽しい映画なんだけど、
ついつい・・・。この登場人物がこうしゃべるのって、何か意味があるの?って思っちゃったり・・。
そういう点ではもう一度観たいかも。
ラストが結構あっけない気がしたかなあ。

でもさー、こうやっていろいろと映画を見て裏付けを考えたりすることとかって、
きっと子供はまだしないよね。
てことは、そういうふうに自動的に頭で考えながら見ちゃうってことは、
いつのまにか大人になっちゃったってことなのでしょうねー・・・
そういう自分にちょっと切なさを感じたりもしたけど。

あの、海に沈んでしまった街の色づかいはとてもみずみずしくてキレイで、
ああいう世界って、子どもの時って単純に頭の中で「もしこの街が水没したらどうなるんだろう!」って想いを馳せて楽しんでいた時代があったんだなあーって。
今はもう戻れないけれど、あの時の無垢な楽しさ、形を変えて今でも持ち続けていきたいなと思ったし、
その素直な無垢な心がたくさんあればあるだけ、人生に色どりがあって楽しいものなのだろうなとも感じました☆
「ポニョ、そうすけのこと、すき!」
っていう、気持ちもそう。まっすぐ何にも考えず相手のことが大好き!あいたい!って気持ち。(すごい洪水起こしてまで来ちゃうってのがまた・・・)

千と千尋は大人向けでもあるなと思ったけど、ポニョは子供向けですね~。
でも、ホントはあのポニョの映画の中に、大人に知ってほしいいろんなことが絶対隠されているような気がして、ある意味千と千尋よりも難易度の高い映画なのかも??
大人が作った子供の映画でしょ?絶対なにか深い意図があると思うんだよね。
(深読み・・はは)

一番印象に残った場面・・・
リサをさがしに、二人でボートに乗っていて、リサの車を発見するところ。

映画もいいものだねー。これからも気になったものは見に行こうかなー。
映画館に一人で行くのって躊躇していたけど、ライブに一人で行くのと同じようなもんだよね?これからは思いついたらふっと、仕事帰りに行こうかなと思いました☆



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