この夏は実家で過ごすことがとても多かったのだけど、これまで実家のキッチンに立つことがほとんどなかったのでうっかり気づかなかった。シンクの蛇口の水の出がとても悪くなっていた。
どう悪いかというと、水は出るには出るのだけど、ちょっと水量を強くすると「どぼぼぼぼーーーー」って水が出てきちゃう。
そしてレバーでシャワー水流に切り替えることができるのにもかかわらず、シャワーにすると「どぼぼぼぼ」ってとっちらかった状態の水流で、まあなんと、なんとも派手に水が出てしまう。
これはいけない。なんとかせねば。
ちょっと蛇口が汚いですねごめんなさいw
この蛇口は実家を建て直したと同時に新しくつけられたのだが、かれこれもう25年ぐらい。
蛇口がどぼぼぼってなる以外は特に漏れもないようなのだけど、母はこういうものにとんと疎い人なので、いつのまにか水の流れがこうなっちゃったんだよねーって言っていて、「まあ、このままでも私が合わせながら使うけどね」と言っていた。
が、毎日何度も使う場所。下手したら一番使う場所がこの蛇口からの水なのでは?と思い、ここがスンと通常に水が出ると出ないのとでは小さいストレスがたまるはず・・。よし、水道の蛇口を新しいものに交換するかー!メンテナンスの業者さんに聞いてみるかー!となったのだけど・・・その前に・・
こういうのを探したり直したりするのが嫌いなじゃない私。
これまでもさまざまな家電の部品を探しては取り寄せたりしてきた。一番のハイライトは洗濯機じゃないだろうか。洗濯機の中のセルモーターが動かなくなったので、業者に部品を発注した。その洗濯機もついに去年か、壊れてしまったけれど、その壊れ方はボタンの内部の基盤がおそらく劣化して壊れたものだったので交換はできず(でも検索したぜ。さすがにこれは電気工事の類になるのではと思ってあきらめたが)。
これまでもPCは何かあれば箱を開けて直したり部品を交換したりしてきたし、なんなら過去、iPhoneのバッテリーを自分で交換したこともある。それぐらいならなんとかしちゃいたい性分。なんとかできる。余談を言えば、壊れた家電をドライバーで解体できるまで解体して燃えないゴミに捨てるのも大好きだったりする。
話を戻します。
もしかしたら部品を交換すればいいだけなのでは・・・・?と思い立ち、部品探しをスタート。部品を換えて直るんだったらもう少しこのまま使えるしね。家のリフォーム、細かい場所をリフォームするだけでまあまあ、お金飛んでくじゃないですか。
部品を探してみてもしなかったり、失敗したり、素人では交換不可能なんだったら最終的に蛇口そのものを交換することにすればよき。まずは探してみようーーー!
蛇口をいろいろさわっていたら、蛇口の口の部分が取れた。水がどぼどぼってなるのはこれのせいかも・・・
さっそくこの写真をGoogleレンズで検索をかけてみる。品番は部品に書いていない。そして蛇口もどこのメーカーのか全くわからない。家を建てた時の説明書ボックスにも、この蛇口の説明書はなかった。手がかりが一切ない。Googleレンズ、君が頼りだ。
そしたらひとつ、検索に引っ掛かりました。
それと見た目を比較してみると、確かに同じっちゃ同じなんだけど‥この中心にある網の部分に白いものが付いた状態の写真しか出てこない(この上の写真には写っていません)。ってことは、うちにあるこの部品のなかには本当は白い別の部品があったけど、きっと昔からの過程で掃除のときに取り外して白いのだけそのままどっかいっちゃったりってことがあったのかな?白いのがあったら水はスムーズに出てくるのかもしれない。
下の写真、メーカーのサイトからちょっとお借りしました・・
ね、この、白い穴の開いたえのきの芯みたいなものが、私の家の部品には、ない。
ってことは・・・この白い部品は取り外しができるのだから、このえのきを検索して探せばどっかに売ってるのでは?と思ったのですが・・・「ちょっとまって、この白いのの名前何ていうのよw」問題。
現物もなく、写真もこの一体化された部品しかないから、白いのだけでGoogleレンズで探そうっても無理じゃね?となり。まずは部品の名前だ・・何て名前なの?えのきちゃん?
水道のメーカーサイトからいろんな部品を見たり、ホームセンターに行って似たような部品が売ってないか探したりした(汎用で売ったりしてるのあるじゃないですか、いろんな部品って)のですが、このえのき部品だけというのはどうやらないみたいだったけど、ここは私のお得意の検索術を使いまくって、この白い部品にも名前があるのだと判明。
「泡沫器」だったかな。
ほうまつき・・?初めて聞くワード。
えのきにはそんな効果があるわけか。泡をととのえる部品なのだね。
そして、話を少し戻すと。
結局、泡沫器で検索するとAmazonに互換的なものは売っているのは確認できたんだけど、サイズ感が全く分からない。間違って買ってしまうのは嫌だったし使ってみて合ってなかったってのも嫌だよなあ・・。Amazonだと返品はできるけど、こういう特殊なものはAmazonでもほかの通販サイトでも「注文後発送するので返品はできません」と書いてある。まあそりゃそうだろう。わかる。ニッチだものな。ああーーー、せっかくここまで探しつくしたけど急に面倒になってきた。もういっそこの上の写真を出している会社に聞いてみるしかないか。でも聞いたことのない会社だしそもそもこの蛇口を作った会社はもうなくて(廃業したらしい)でもこの部品は違う会社に引き継がれてまだ取り扱いはありそう。ということでお問い合わせフォームが会社の販売サイトにあったので、メールでお問い合わせ。こういう会社のサイト、機能していない場合もあるからすぐ返事がくるといいけどな・・
と思ったらお盆をはさんだというのに、お返事をすぐにいただいて、この泡沫器だけの販売はないので上記の写真のようなすべてがくっついたセットでなら販売ができます、とのこと。親切に対応していただけたし、ならばとすぐに注文。そしてしばらくして届きました。
付け替えるときにドキドキしましたよーー。数千円とはいえ私がもともと間違えて注文してたらどうしようっていう不安があったので。何回も注文する前に確認したけど。写真の情報が少ないので側面から見た写真とかも出回っておらず、平面の写真で側面をなんとか予想したりして。でも、開封後てらしあわせたら無事に同じものだと確認でき蛇口に付け替えたら・・・
まっすぐの気持ちの良い水流が出たーー!そしてシャワーもきれいに出てきたーー!!大成功ーーー!やったーー!もーねーだから探すの諦めたら絶対にだめなのーー。ものごと何事も諦めたらだめなの。あきらめないで探した人だけが見つけるのー。水道の部品でも諦めちゃダメ。たぶんリフォーム屋さんだとそんなことにお金と労力を使うよりも新品の蛇口買ったほうがいいですよって言ってくるから(その気持ちもわかるがな)こんな小さなことこそ、あきらめたらあかんのです。
余談ですがこの会社、超地元にありまして全国にも支社があり、その道の大手っぽかったです。知らなかったなぁ・・・何なら部品を取りに行けるぐらい「場所あのへん」ってわかるぐらいの近所でした。とても対応のいい会社さんでした。ありがとうございました。地元にこんな会社があってよきことです。
それはそうと、本職の仕事をしている人にとってはいたってわかっている部品であっても、そのジャンルに精通していない素人が1から探すのって大変ね・・。でもこうやって取り換えることができちゃうとまた今後もなにかあったら自分で探してみようって思っちゃったりするんだよね。えへ。


