静かに自然を抱きしめたい&動いたほうが出会えるよね

なんとなくだけどこの連休の街の人手は多い気がするよ。なんか木曜日が祝日だったからか今日は土曜日なんだけどめっちゃ日曜日感があって「大河・・麒麟・・終わったわええと次のやつか・・違うやん土曜日やん」と何回も脳内で繰り返してる。

今日は南の森に行ったときの写真です。いつもの手乗りヤマガラちゃんがさっそくやってきます。この子たちはいろんなお散歩のシニアからおいしいものをいつももらっています。

かわいいもんねぇ・・そりゃあ、あげたくなるよね。気持ちは分かる。
おなかのところ、ちょっと整えるから待っててって言われているみたいです。

そんな・・・そんなちいさいところにとまれるだなんてあなた・・

ふわっふわだね。

今季に入ってからこの森、カメラマンが俄然増えまして。この木じゃないんだけど遊歩道のところにウソが来るのは去年私も撮ったので知ってます、がこの日は三脚勢が遊歩道に5人ぐらい三脚を立ててまして、その時このウソを撮っていたのね。
私は個人的になんとなく先客がいるところはどれだけ鳥さんが撮りたくても便乗しないでスルーする派なので、「あーーウソいるーー撮ってるーどうしよう下に降りて違う角度から撮ろうかな~でも便乗するのも落ち着かないからいったんスルーしよう」て思って通り過ぎました。便乗しないのはなぜかというと、自分がされるといやだから。後ろから無言でシャッター切られるのが嫌なのです。一度いつもの公園でされたことがあって「は、マジか」て思ったので。まぁ場合によるとは思うけど、遠出した先とか、その鳥のために何時間かかけていくパターンだったら便乗しちゃうと思うけど、ここは地元なのでまた来たらいいだけなのでスルーしました。ウソもきっとその場所にずっといることはないし、なんかどこかの近くの木にいてタイミングがあったら撮れたらラッキーぐらいに思っておこうと思ってて。
そしたらその後そのカメラマンたちが去ってから、少し離れた木のところにウソがいてくれました。高い木の上だったからちょっと難儀したけれど・・やったあ。かわいいなあウソ。つぶらな嘴がたまらないね。こっちのほうが背景は私好みだったのでよかったー。遊歩道のほうは空バックになっちゃって。

今回はとりあえずみたいな感じしか撮れなかったけど次にもしチャンスがあったら背景とかもうちょっと気を配って撮れたらいいなあ。また会わせてね神様。一人でゆっくり撮れるのほんとにうれしい。

 

そのほかの場所にも三脚立てて座っている人や(椅子に。しかもなにがそこにいるのかわかんないけどそんなほうに鳥さん前からいたっけな?て正直思った)、階段に直接雑に座り込んでルリビタキ待ちしてる人とかいて、おやおやおやおや?なんでこんなに今季人が増えちゃったの?探鳥会?て頭の中で疑問符がいっぱいでした。こういうのが情報が洩れるってこと?でもさあ、私がたまたま人が多い日に来たのかもしれないし。カメラマンの人たちは悪くないし・・・。でもサークルっぽい感じもしたけれど・・・。遊歩道に堂々と三脚を立ててる感じだったのでちょっと近寄りたくない勢かなとは思ってたけどさ。確かにそんなに散歩の人が頻繁に遊歩道は通らないけど、あちこちに三脚勢がいると普通の散歩の人も通りづらいかなぁ?そこまで考えないか逆に。いろいろと鳥見を始めてから気を遣ってしまいます。勝手に。

いままで5年ぐらいここには来ているけれど、だいたい平日の休みに行ってもカメラ持ってる人にすれ違うことのほうが少ないぐらいで普通の散歩の方が多い印象の森です。この日はカメラマンのほうが多かったな。私はそれぐらいのことで「あああ人がいっぱい気を遣うな」て思って遠慮して道を変えるぐらいナーバスになっちゃうけど、また次に来てもこんなにいたらちょっと嫌だなぁー。この森は確かにいろいろがバランスよくいるところだから来てもボウズになることはないところなんだけど(冬は)平日でこの勢いだったら土日になったらこれぐらいカメラマンいたりするんだろうか?想像するだけでも足が遠のいてしまうな。
でも私は田舎に住んでてこんな感じだから、街や人口の多い関東圏の公園とかいつも常にどこかにカメラマンがいる状態ってことだよね。私は関東の土地勘が分かんないからSNSでアップされてきた写真見てるだけだけど実際数十人とかで鳥さん撮ってたりするところもあるわけなんだよね・・?なんかちょっと、うーん、自分もやってる楽しい趣味だから言うのもはばかられるけどやっぱりあまりに三脚立てたおじさんたちが広い自然の中で一点集中して何十人もいる絵ってのはイレギュラーに感じてしまうね。鳥見やってなかったら「何あの集団?鳥?撮ってるの?わざわざ?あんなに集まって?」て思いそうだもんなぁ。
でも逆に鳥以外のもの、例えば動物園で同じ動物を撮っているとか、スポーツの競技のカメラマン勢がまとまっていて撮ってるとかはなんとも思わない。なんだろこの差。何が違うんだ?私が気にしすぎなだけ?

私は完全ソロ派なのでカメラマンのいないところいないところと移動します。
カルガモのいるところちょっと油膜みたいなのが張っている感じがするねぇ。どうしたのかな。雨が冬は少ないからねぇ。ちょっと汚れてるね。

てくてくとアップダウンの激しい林道に入っていて歩いていたら目の前のがさがさで動く青い影。
ルリィだ!わあわあ!ここにいたのね今日は。いつもきみがいるところにいなかったじゃん。あ、そうか、人がいっぱいいたからなのかな?私の前に出て来てくれてありがとう。ほらーやっぱりソロでいるほうが出会える確率が上がると思うんだよねー?
このルリィ、目のところ、マダニじゃないかな?にくっつかれているように見えます。あああ撮ってあげたい。痛痒いだろうに・・・

あんなに手乗りしちゃうヤマガラたちもちゃんと自力でごはんをさがしていました。ちょっと安心した。
好きなものを好きなように食べてねー。

はぁ・・なんだか冬のお気に入りの場所になっていた南の森だけどなんだか行くのにきをもむようになってしまいそうだなぁ(実際その後何度か行っていますがカメラマンの数が全く減らないのでガックリ)。意識して人のいない林道を選んでまわればいいだけのことだし、林道にも鳥さんはいてくれると思うのですけどね。なんとなくだけど私、鳥見に来ているようで誰もいない自然を楽しみにきたいんだなっていうのも気づいた。自然の中で知らない人と長話になっちゃうことほど時間ロスなものはないよねって思ってしまうし。街で誰かと話すことならなんとも思わないけど自然の中に行ったら静かに自然を抱きしめたいわー。せっかくだもの。周りに誰もいなくてただ風の音だけがする山の中とか、風がなくて全く音がしない所で野鳥の羽根の音だけが響くとか、最高。めっちゃ癒される。

 

つづいて南の森のすぐ近くのため池に移動。ここは冬になるとカモたちが渡ってきますがここのカモたちも餌付けされています。が、このときは遠くのほうにいてこっちのほうにいたのはカワウぐらい。

5~6羽いました。手前にいるのは若い子かな?

みんな思い思いに羽繕いタイム。

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