公園で満足してていいのか・・と思いながらも6月下旬の上高地

公園って手軽だし鳥さんたちも割と人なれしていたりして鳥見や写真撮るのは楽しいのだけど、公園でずっと写真を撮っていては先に進めないのかな・・って時々思う。

やっぱり人が誰も来ない草原や森や山を開拓していって自分だけのスポットを見つけたりしないと野鳥撮影の一歩先には進めないのかなーとかね。
私はまだ山に一人で入れるほど慣れてないしやっぱり山ってどんな感じなのかの経験値が全然ないなと思う。毎日山のそばにいて暮らしてきてこそ山を知れるのだと思っているし、自分が仕事の休みの日にちょいちょい行くぐらいじゃぜんぜん話にならないだろうなーとも思う。

野鳥を追いかけ始めた時にとても意外だったことがあって、それは野鳥のスポットとかに行くと皆さん同じエリアに大砲を並べて鳥さんが来るのを待つ、もしくはいないときは談笑をしたりするということに「えええーそんなフレンドリーでいい写真撮れるの?みんなと同じ写真しか撮れなくない?」て思ったし今も思ってる。
もちろんそうやって同じ趣味を楽しむ時間ってとてもいいことだと思うし、それが楽しみで通うのもいいことなんだろうなって思うけど、人よりも一歩先に出たいならそこから脱しないといけないのかな?と思ったりして。人と同じことをしていてはいけないもんね。それに誰以上にも頑張らないといい結果は残せないものだし。

もちろん公園に来る鳥さんが人なれしているからと言って撮るのが簡単なわけではなく難しいことのほうが私には多いし都市公園の野鳥と山の野鳥と比べてるわけでもないし、ドラマチックな感じで光とタイミングをつかまえた写真は都市公園でも撮れることはあるから比較してるわけでもないのだけど、やっぱり名前を馳せている写真家さんたちで都市公園で撮ってますっての、あんまり見かけないもんね。自分だけの場所を探すのが醍醐味だもんなあ。

そう思うと北海道はすごいいい場所なんだろうなと思います。
ただ、私の身近にも自然はたくさんあるし、まだまだみつけ甲斐はあります。

そういいつつも都市公園、安全でありがたいんだよなぁ。ジレンマみたいな感じ。
だから、自分が今動けるエリアの中でコアな私だけのスポットを見つけて増やしていきたいな。そのへんの草むらとかさ、季節によっては楽しい場所になりうるし、どのアングルからどう撮れば出来上がりがこうなる、てのの練習もかねて、日々カメラと密な時間を過ごしていくつもり。

そう、私がこんなふうにぼやくってことは、鳥枯れってことです。撮れ高が少ないといろいろ考えちゃうんだ。何がいけないのかなとかさ。行く場所が今の季節と合ってないのかなとかさ。でも通年で通うことで見えてくるものがあるからそれも経験したいよねとかさ。

 

とそんな感じでぼやいていますが写真は6月下旬の上高地。今年2回目の上高地でした!

緊急事態宣言が一度解かれてから2回目の上高地。6月下旬なので鳥さんもいるかどうかわかんなかったけど、行けないと毎日行きたいなって考えてしまう大好きな場所だからやっぱり行っちゃうんだー。
ヒガラちゃんが迎えてくれました。あああーーかわいいかわいい。ヒガラとコガラは地元にいないので撮れるとほんとにうれしいの。

こないだみつけたコサメビタキの巣。かろうじてオチリが見えますね。まだ巣立ってないってことだね。
残念ながら木が高すぎて全く様子がわかりません・・・次に来た時に出会えるかしら。

ん?きみはシジュっちだね?

6月なのでもうあちこちでウグイスのさえずりが聞こえます。テリトリーは決まったみたい。
気持ちよさそうに鳴いていたよ。

ここのウグイスたちはほんとうに美声持ちが多いからみんなイケメンなんだろうなー。

やっぱりさっきのはシジュっちでした。おなかのネクタイ、ふとっ!
ネクタイが太いほどイケメンなのだそうで。

こっちは一緒にいたおんなのこ。

しばらく近くにいたので、そばに巣があったかもしれないなぁ・・ごめんよ。気づけなかったわ。

地元では見ることができないキバシリちゃんもかろうじて証拠写真が撮れました。どんどん木の上に上がっていくよねー。

梓川沿いによくいるキセキレイ。この日もいました。夏羽になってりりしくなってるね。

梓川の水色の川の色に黄色が映えるよ。

そして木の上にいるキセキレイ、なかなかセキレイって木に留まらないので(幼鳥は留まってるのみるけれど)新鮮。新緑と黄色、ほんとにきれいだね!

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