近所の写真展にいってきた

ちょうど近所で野鳥の写真展をやっていると聞いて、見に行ってきました。

仕事が終わってからなのでギャラリーにはだれもいなくて、ゆっくり見てきました。
10人以下ぐらいのグループなのでしょうか。
一人何点も出していらっしゃるようでした。
私がまだ撮ったことない鳥さんの写真も多かったし、カワセミの写真ももちろんあったりして勉強になりました。
多分その中でうまいであろう方の名前だけは一人、知っていたのですが、
その方の写真は、他の方の写真と比べてちょっと違う良さがあるなぁと思った。
一緒に母と行ったんだけど、母はそういうのを見極めるのがうまいので、「ほらね、やっぱり他の人と比べるとこの人雰囲気があるねー」とか「この人は色合いが濃いのが好きなんだね」(←ちょっと彩度の高い写真だった)などと言っていました。
自分の写真だとどうしても「かわいい!」とか「苦労して撮りに行った」とかそういう感情も入ってしまうのですが、人の写真はそういうのなく冷静に見ることができるので勉強になりました。
あと、カメラのよしあしが分かったw
あーこれフルサイズだろうなーボケがきれいだもんなー、などなど。
フルサイズで単焦点の望遠で撮ったりしてるんだろうなーってのが分かるような気がしました。私はいつその機材レベルにいけるんだろうか。
どの写真もレベル高いなと思いました。地元のクラブのようですが。
「これなかなか撮れないよね・・・」「いい瞬間だなあ」というのもわかるから、そのチャンスをつかんだっていうことに羨ましさも感じました。まずチャンスを見つけるのもタイミングもあるからなあ。
きっとみなさんすごく通ったりしているのだろうなと。
私も毎朝お散歩してるけど、そういう努力が一枚の写真からにじみ出てきていて、日々の努力と継続することって改めて大事だなあと思ったのと、その人の生き様や写真をやっている時間や歴史も、見えない所で作品に入ってくるんだなってのを実感した。
ただみなさんタイトルが惜しい・・・
私なんかが言うことじゃないけど、そのままやんってのが多くて。
語彙力もセンス要るけど、写真を見た人はその人の価値観で判断するから、タイトルで写真の説明するのって野暮だと思うんだよ。
例えば「夕暮れの飛翔」って付いてるとさ、オレンジの背景を夕暮れじゃなく夜明けって見る人もいるだろうし、そのままじゃん、て・・
夕暮れ=寂しい、という価値観を持つ人もいれば夕暮れ=安堵感=好き、て思う人もいるしね。
なかなか機動力がなく地元でありふれた種類の鳥を撮っている私にしたら、このチャンスいいなぁーって思うことも多かったな。
まだまだ撮りたいの撮ってるだけだもんなぁ私は・・
それが楽しいと思えるから、満足はしているけれど、渾身の一枚みたいなものはなかなか撮れないし。
FBでいろんな人の野鳥写真は見てきているけれどそれとはまた違う、渾身の一枚に込められた写真展もいいものだなーって思いましたです。
たまには写真展行くのいいな。
おじさんたちの集団とかが怖いけどw
写真は昨日の夜のおつきさま。スリムでとてもきれいだった。

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