かぐや姫の物語(ネタばれはありません☆)

 ずっと楽しみにしていた「かぐや姫の物語」を見に行ってきました。
以下、ネタばれはありませんので安心して読んでね。

予告編を見たとき、あの凄味みたいなものの表現の仕方、どういう風なんだろうってすごく気になってました。
映像も、あまりアニメの世界でも見るタイプのものでもないし。

150分なんですね、この映画。結構長めです。
ずっと、映像と雰囲気にくぎ付けでした。
予告編のあの場面・・・息をのんだ。
アニメで凄みを感じたのって、初めてかも。シンプルな描写がゆえにですね。

最後は、泣きました。結構ボロボロと・・・周りの人も泣いてる人多かったっぽい。
どちらかというと大人向けの映画かもしれませんね。
全体を通して丁寧な作り、時折出てくる怖いほどの美しさには何度も心を奪われました。

私は結構のめりこみ気味で見ていたのに、一緒に行った母は中盤で寝てた・・・
年寄りはレイトショーは遅かったのかもねw
「浅く寝てた~」とか言ってたけど、どうだったんかしらん。

客層は男性が案外多くて意外だった。
ストーリーも含め、昔からあるなじみの話なのに、こんな話だったんだなぁ・・と。
ずいぶん原作とかけ離れた生活をしているし、細かい部分を忘れちゃってた。

ストーリーを思い出しながら、映像の淡さ、はかなさ、凄み、切なさなどなどで、
素敵な時間を過ごすことができました。

この映画、感想が難しい・・っていう人が多いみたいで(昨日ツイッターさかのぼってたらそういう人けっこういた)
確かに、難しい。手放しで「よかったよー」というほど軽いものでもないし、
でもストーリーは子供でも分かりやすい。よかったのは事実。
何度も見ると、物語に潜む想いがじわじわ感じられそう。
この映画、日本ならではだなあー。

また、見たいなあ。
昨日はしばらくぼーっとしてました。
お月さま見て、思いだしたり。シンプルな話なのに、いろいろと想うことが多かったです。

予告編いろいろ見ましたが、さすが12月、アニメの封切りがすごく多いですね~。
来月は来月で「利休にたずねよ」を見に行くことになったので、それはそれで楽しみです。



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