ちょっと前のことなのに、
すごく昔のことのような気がするときがある。
すごく昔のことのような気がするときがある。
楽しかった時間はついこの間のことなのに、
どうして数年前ぐらい前のような、遠い過去のように思えてしまうのかなぁ。
あ、でも、辛いできごとは、いつまで経っても自分のすぐ近くにあるような気がするんだっけ。
楽しい出来事よ、そんなに早く遠くにいかないで。
もっともっと、ずっとそばにいて。
・・・・と思うのはどうしてだろうと考えていた。
楽しいことって、その場で「達成感」みたいな感情がある。
辛いことは、乗り越えないと達成してひとくぎりつかないからだ。
ひとくぎりつかないから、いつまでも自分の近くから離れない感じがするけど、
達成したら「結果」になって、自分の中で処理される。
だから遠くにいっちゃうような気がするんだ。
人間は達成させていきたいんだ。ひとつひとつに。
仕事のひとつひとつ。人間関係のひとつひとつ。
だから、挨拶というのもあるのかも。
「じゃあね」「またね」って、時間に区切りをつけることで安心する。
時に無理やりに時間のせいにしてみたり。
でも、曖昧がいいときもある。
ホントは達成させたいけど、達成した時の自分の変化が怖いから曖昧なままにさせたいのだろうか。
それもある意味の「達成」なのかもしれない。