与えられることから、攻めることに。

今朝ふと、アナログを聴きながら思ったこと。

今までは、CDとかミックスとかで、
10~20曲ほどが収録されているCDで、音を聴いていたわけで。
それって、DJなり、コンパイラーの人が、セレクトしたり、
レーベル会社がまとめたりして、一度に複数の曲をお手軽に聴けるようにされた、いわゆる「選ばれた音楽」を聴いていた。

選ばれたもの、または、与えられたものから、
自分が好きな音をチョイスして聴く、という方法。

でも、アナログって違うなーと思った。
やっぱりLPで買うより、EPで買うほうが、好きなスタイルなんだけど、
EPで買うって行為は「選ぶ行為」なんだよね~。
自分が、見つけて、たったひとつの曲を手に入れる。
まあ、普通のよくある「お買い物」と同じようなものなんだけど。

でもその差ってすごく大きいような気がした。
与えられた音楽から選び取るのと、
自分で選びに行くのと、
これは、正反対のベクトルな、気がする。

自分で、「攻め」として、「選んだ曲」を、
今度は誰かに「与える」。

CDって、確かに、10曲ぐらい選ばれたものから選んでもいいわけだけど、
中間地点に「コンパイラーorDJ」が、入るんだよね。

いわば中卸、みたいな(笑)

中卸が入らなくて直で曲を選ぶって、
仕事でも同じ楽しさがあるなーと思う。
あたしはお花を扱う仕事をしてるけど、
仕入れってとても楽しいのね。(眠いけど)

それと同じ楽しみがあるなーと思った。

海外に、買い付けに行ったりする仕事も世の中にはあるけれど、それもまた楽しい行為なんだろうな~。

CDをCDショップで買うことと、
アナログを、レコード屋さんで買うことは、
そういう差があるんだ、と気づいた、朝でした。



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